
第二客殿(舞姫の家)
-森鷗外旧居・旧赤松家住宅-
森鷗外が最初の妻登志子と暮らし、舞姫を執筆した家が移築され、根津神社の第二客殿(舞姫の家)として生まれ変わりました。
元は、台東区池之端の水月ホテル鴎外荘にありましたが、令和2年ホテル閉館の際に、縁あって根津神社へ移築することとなり、解体、整地から建築工事まで2年9ヶ月を経て、令和7年6月末に竣工いたしました。
出来る限り元の材を使うことを前提に、傷みがひどく使用できないものは新しくし、また、構造的に現在の建築基準法に合致しないところは手を加えています。柱や床の縁甲板などは洗ったり、削ったりして、白木の状態に戻っていますので、一見新しい建物のように見えますが、当時の面影を残しつつ、今後も永く残せるように再生をしております。
森鷗外が舞姫を執筆した家ということで有名ですが、この家は森鷗外の最初の妻登志子の父、赤松則良氏が建てた家でした。赤松則良氏は海軍中将で日本の造船技術の発展に寄与した方です。新しい名称には、森鷗外の名と合わせて、赤松の名も入れさせていただきました。
森鷗外は登志子と離婚後、文京区千駄木に住まいを移し根津神社の氏子でもあり、作品中にも根津神社が登場するなどご縁がありました。時を経て再びご縁が結ばれましたので、今後も末永く根津神社の境内でその歴史を伝えてまいりたいと存じます。
舞姫の家 パンフレット ←建物の来歴や移築時の様子など、詳細はこちらをご覧ください



建物の公開について
この建物は、通常は神社の第二客殿として使用されておりますが、現在は以下の期間で一般の方にもお入りいただけます。
建物内は、お飲み物だけお持ち込み可能です。池のお庭を眺めながらごゆっくりお過ごしいただけます。
◆令和8年4月1日~4月30日 文京つつじまつり期間中
併設の売店で、1,000円ご購入毎に建物内の拝観券を1枚進呈しております。
拝観券1枚で1名様、4月30日まで建物内にお入りいただけます。
◆5月1日以降、土日祝日のみ開館
拝観料300円で建物内にお入りいただけます。(売店も土日祝日のみ営業)
※建物内は裸足でお入りいただけませんので、ご注意ください
移築時のクラウドファンディングについて
移築にあたっては大きな費用がかかりましたので、計3回にわたってクラウドファンディングを実施させていただきまして、延べ1,356名の皆様から38,750,000円のご支援を賜りました。皆様からの温かいご支援心より感謝申し上げます。



